以前、このブログで、トレーニングの話題を書いたことがあります。この記事もトレーニングの話なのですが、40代も半ばになって考えていることなど書き留めておこうというものです。
身体は動かないより動いた方がいい。身体を動かすのが億劫になったらヤバイ
私は学生の頃に運動部にいて、今も、そこそこ身体を動かすのが好きです。すごく好きなわけではありません。「動ける身体」だった頃の記憶があるので、あんまりにも重たく、動かなくなると、不快になるのです。だから正確には「動かなくなるのが嫌、なので身体のメンテナンスの必要を感じている」ですね。
その学生時代に膝に大きなケガをして、その後のリハビリをちゃんとやらなかった上に、20代の頃に正しくない負荷をかけてしまったため、今も膝の調子はいまひとつ良くありません。具体的に言うと、ほぼ走れません。数メートル小走りするくらいが限界です。スローペースでジョギングしても翌日に膝に痛みが出ることがあるので、最近はジョギングもしません。書いてみると、私の身体の状態、結構深刻だなあ…。全然、悲観してはいないですけど。大人になってしまえば、全力で100メートル走る必要ってないですからね。
そんな状態なので、行える運動には限りがあって、スポーツクラブのプールに通って泳いだり、ジムでトレーニングしていたのですが、この数か月はケトルベルを買って、自宅で週に3日か4日、無理の無い範囲で身体を動かしています。
ジム通いを辞めた理由
ジムを辞めたのは新型コロナの流行の前です。
会社帰りにジムに寄るなら、晩御飯を会社の近くで食べ、お腹が落ち着いてからにしなければいけません。自宅で晩御飯を食べてから、深夜帯に近い時間帯にジムに行く手もありますが、それでは寝つきが悪くなる。
週末にジムに行くのでは週1回しか運動しないことになるし、行って帰ってくる時間がもったいない気もする。
…そんなわけで、自分の日々の生活に組み込むのが困難だったのです。ジムは設備が良くておおむね快適なのですが、僕の生活(仕事、家庭、放送大学の勉強等)には、週2・3回のジム通いを組み入れることが出来ませんでした。
そこへいくと、自宅の限りあるスペースで、短時間で身体の様々な部位に負荷をかけ、また循環器系のトレーニングにもなるケトルベルはぴったりでした。そこにたどり着くまでに、ダンベルやチューブに手を出したりもしましたが、今のところ最適なのはケトルベルです。
目的や目標を考え、生活の中の優先順位をきちんと考える
僕はいま、12kgという比較的軽量のケトルベルを使い、自宅で週に3、4回、風呂に入る前の10数分間という感じで、細々とトレーニングをやってます。本格的にやっている人からすれば、ウォーミングアップか、クールダウンか、という量・負荷ですね。
正直なところ、効果も遅々として出ません。体重はろくに減らないし、体脂肪率も同様、全然減らない。それでも、だいぶ足腰に筋肉が戻ってきたし、長時間歩いても膝が痛まなくなりました。また、体幹が強くなった気がしています。
それで僕は満足しています。マッチョになることや、腹筋を割ることが目的ではないからです(もちろんカッコいい体になったらいいとは思いますけども)。もっとハードなトレーニングをすることはできるでしょうが、それをすると翌日まで強い疲労や筋肉痛が残って、仕事や勉強など他の活動の支障になりました。
今はこれでいい。心底、そう思います。
生活は変わる。利用可能な資源はたくさんある。目的・目標を整理しながら続ける
子どもが幼かった頃は、そもそもあまりジムに行きませんでした。子どもと近所の公園に出かける方が大切だと思っていました。子どもが小学校に上がってから、ジム通いを再開しました。
子どもの成長を見るうちに、自分自身ももっと専門分野について勉強しなければならない、高校レベルまでは基礎の勉強をやり直した方がいい、と思うようになって、勉強が多分野にわたるようになり、時間も必要になりました。
そしてヨガやチューブトレーニングやら、あれこれトレーニング方法を模索しながら、いまはケトルベルで落ち着いています。
今の世の中、身体を鍛える・体調を整えるための資源はたくさんあります。YouTubeには筋トレ系YouTuberがたくさん動画をアップしてくれています。講談社ブルーバックスの棚を見れば、トレーニング方法はいくらでも学べます。
だから、自分に合うものを粘り強く探し、また自分の生活や体調の変化に合わせて、続けられる工夫をし続けられたらいいんじゃないか、と思います。
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