在宅勤務すると、あんがい働き過ぎてしまう 2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、在宅勤務を余儀なくされている方がいるようです(私自身はここ数年在宅勤務ができる環境にいます)。今後はまだ見通せませんが、今回の経験をきっかけとして、在宅勤務・リモート勤務が増える可能性は高いと思われます。 在宅勤務を始めてみると、(会社側の心配とは逆に)座りっぱなし、PCに向かって仕事をしっぱなしになる場合があります。特に、在宅勤務に初めて取り組む方は、「きちんと仕事を進めなければ」「成果を出さなければ」「何をしていたか報告できなかったら、評価が下がったり、減給・解雇されてしまったりするのでは」など心配になって、仕事をし過ぎてしまうようです。 ただ、経験者の語るところによれば、徐々に生活習慣と仕事習慣ができあがっていき、めりはりをつけて仕事をし、成果もきちんとあげられるようになっていけるようです。 無理なく、確認しながら、少しずつ健康になろう PCに向かって長時間仕事をしていると、どうしても姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛、頭痛などの症状が出ます。また外出が減って運動不足になるので、肥満や筋力低下などが起きてきます。 そうした悩みを少しずつ、無理なく、体調を確認しながら、徐々に改善していこう、という方法を紹介しているのが、『ヘルシープログラマ』という本です。プログラマに向けて書かれているかのようなタイトルですが、在宅勤務者のすべてに役立つ内容です。 目の疲れ・腰痛・手首の痛みなど、痛みの状態を確認しながら、どうすれば改善できるか教えてくれます。また、散歩や日光にあたることの効能など、心身の全体的な健康についてのアドバイスも得られます。筋力トレーニングも無理のない範囲で始める方法が紹介されています。 ざっと眺めて、始められるところから始めることができます。大がかりな道具や大金、時間は不要なものばかりなので、この本は多くの人にお勧めです。
私が興味をもってあれこれ本を読んでみたことなど紹介するブログです。 誰かが何かを調べたり、学んだりする助けになれば、なおよいです。 新書を通じて専門的な研究分野に入門してみたり、文庫を買ってきて古典的な作品を読んでみたり。放送大学の授業を受講した記録や、YouTubeなどWebのコンテンツから学んだことなども紹介したい。 「世界は興味深い」「研究者が研究していることは面白い」「大人になってからやる勉強は楽しい」そんなことを伝えたいです。