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雑誌らしい雑誌で自衛隊について学ぶ

あれこれ言う前に・言いながら、実際のところを学んでおく

自衛隊といえばいろいろな人がいろいろな立場からいろいろな意見を持っていて、議論は騒々しくなりがちです。
この記事では、そうした議論をしたいのではなくて、「議論をする前に、現状どうなっているか調べる・学ぶ手間をかけてもいいんじゃないか」ということが言いたいです。

雑誌らしい雑誌『MAMOR』

月刊誌『MAMOR』は、扶桑社発行の、一般の書店で買える雑誌ですが、「防衛省編集協力」とあるだけあって(※防衛省にはマモル担当者もいるそうです)、自衛隊の活動について深く掘り下げている、すごい雑誌です。
毎号、表紙は女性タレントが飾り、巻頭はそのタレントが自衛隊の基地を訪れて撮影したグラビアページである、というあたり、実に扶桑社らしい。特定の部隊・機能を、特集ページで取り上げているほか、各国の駐在武官による寄稿、隊員行きつけの飲食店の紹介、基地の食事の紹介(レシピあり)、教官直伝の筋力トレーニングの紹介、はては若い隊員の婚活ページまであるという、実に、実に雑誌らしい雑誌です。

「自衛隊」がどういう組織で、どんな人たちが関わっているのか、リアリティをもって感じることが出来るのではないかと思います。そもそも、自衛隊をどうこうしたいとか関係なく、普通の雑誌として読んで面白いですよ。

政府刊行、白書の勧め

政府(行政)が担当分野についてどのように考え、どのような政策をとろうとしているのか知るには、白書を眺めるのが一番だと思います。白書自体の数が多い上(白書の白書なんて本もある)、個々の白書がとんでもないボリュームなので本業に関係するものでないとなかなか気楽に買えないですが、いくつかの白書は電子書籍で無償で読めるようです。防衛白書はPDF版もありますね。

世の中に資料はたくさんあります

大学一年生の時だったか、国際関係論の授業の1回目で、官僚上がりの教授に
「ASEANの参加国の国名や、その国の首都も言えないうちから『国際関係、どうあるべきか』みたいなことを語ったらいけませんよ」
と、厭味ったらしい目付きで言われました。ちょっとイラっとしましたが、私はASEAN諸国を言えなかったので、返す言葉はありませんでした。

政治的な意見を持つのは自由で、いろいろな考え方があるのは良いことだと思います。もし、自分で意見を持つという範囲を超えて、他人に影響を及ぼしたいというほどの強い気持ちがあるなら、意見の背景にしっかりした事実があってしかるべきと思います。
マモルのような手軽な情報源から、政府刊行の白書まで、資料はたくさんあるので、調べたり学んだりする手間をかけると、世の中のいろいろな議論はもっと良くなると思う次第です。

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プロダクトデザイナーの頭と目と手

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