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三十余年ぶりのプラモデル

子どもの頃のあこがれ、大人になった今


子どもの頃、コロコロコミックや、ボンボンを読んで育ったので、プラモデルとラジコンは憧れの趣味でした。
「憧れ」というのは、お金がかかるから、です。大人になってみれば、なんということのない金額ですが、小学生には水性塗料一個、筆一本でも、むやみと買えるものではありませんでした。
いま大人になって、プラモデルを作りたい、ラジコンをやりたいと思って調べてみると、プラモにもラジコンにも技術革新が起きており、子ども時代に見たそれとは別物になっているようです。

この記事では、数十年ぶりに手を付けてみたプラモデル趣味について、私が見聞きした、体験したいろいろを書いてみます。

バンダイすごい


なんといってもバンダイがすごいことになっています。僕が子どもの頃、バンダイは「いろプラ」という、塗装不要のプラモデルを発売して、塗料をたくさんは買えないキッズに夢を見せてくれたものでした。
いまは、さらに技術が進み、塗装なしの素組みで、ガンダムやザクやグフがかっこよく作れます。部品同士のかみ合わせがとてもよいので、接着剤も不要。パテで穴埋め?そんな技術はまったく必要ありません。多関節で、ポーズも自由自在・・・プラモデルを溶剤無しで作れるので、バンダイは本当にすごいと思います。
私も、子どもが小さいうちは、溶剤を自宅室内で使うのははばかられたので、ガンプラを2,3作って、楽しみました。
ただ、私はガンダムシリーズはゼータの途中で見なくなったので、それ以後の作品はいまひとつピンとこないのです。そんなわけで、(ガンプラはまあ、いいかなあ、これくらいで)となりました。

模型の世界首都・静岡。静岡ホビーショー


最寄り駅にポスターが貼られていたのを見て、私は知りました。静岡ホビーショーというイベントがあることを!
静岡ホビーショー
毎年5月半ば、ゴールデンウィークの翌週に、静岡市のツインメッセで、ホビーに関する一大イベントが開かれています。メーカー各社の新製品が目白押し。プラモデル(キャラクターモデル、ミリタリーモデル)、ラジコン(電動カー、エンジンカー、飛行機、ドローン)、鉄道模型、エアガン、模型工具まで。いやーすごいです。会場限定商品の販売というのもあって、大量の袋をぶら下げてる人がたくさん見られます。
日本各地、そして世界各国からもやってくるモデラーズクラブ合同作品展の展示もすごい。そうそう、『日本行きたい人応援団』で話題になった、ディエゴさんが出展したのはこのイベントです。石坂浩二氏が結成したモデラーズクラブろうがんずのテーブルだったようですね。
そのほか、自衛隊の車両の実物の展示があったり、地元の中学生の吹奏楽の演奏があったり、地元でも盛り上げようとしているようです。駐車場には飲食店のテントも出ます。静岡名物の黒い煮汁のおでんもありましたよ。
趣味を愛する人はもちろん、近隣から家族連れで訪れる方も多いようで、大変混雑するのがたまにキズでしょうか。車椅子で訪れた方が改善を求めているが、なかなか聞き入れられない、という話をうかがったことがあります。

タミヤ本社にも行ってみた


ところで、会場から歩いて20分ほどのところにあるタミヤ本社は(※私は歩いてしまいましたが、会期中は専用のバスが出てます)、このイベント期間中にオープンハウスをしています。あのタミヤの本社ですよ!
玄関から入ってすぐのロビーには、プラモデルのモデルにした実車がずらり。異色のF1カー、六輪のティレルもあります。ミニ四駆のモデル『エアロアバンテ』を実車サイズで作ったものも!
社内各所でプラモデルの設計・開発・製造の説明が聞けます。併設のプラモデル博物館を見学するのも楽しい。ワイルドウイリスだの、グラスホッパーだの、ホーネットだの、子どもの頃欲しかったあのモデルが・・・
屋上ではラジコンの体験会、屋内の広い会議室ではスイーツデコの体験会やミニ四駆の組み立て会、試走会も。もちろんタミヤ製品の特別販売もあります。タミヤファンとしてはお金と時間がいくらあっても足りませんよこれは。

タミヤすごい


大人になってから、田宮模型のすごさ、というのを痛感しています。プラモデル、ラジコン、という趣味の世界を、広く一般の人に楽しんでもらえるようにしている会社なんですよね。
まあ「そうしないと商売にならないから」と言ってしまえばそれまでですが、ミニ四駆のようなエントリー製品(安価なのでエントリーと呼びましたが、これも突き詰めるとすごい趣味になる)はもちろん、多種多様なラジコンを開発して販売している。それぞれ全国大会を開催して、趣味としての深み・広がりを作ってる。ミリタリーモデルは毎月のように新製品を販売するし、工具類や塗料類まで、自社ブランドで販売する・・・
変な話ですが、田宮製品だけで一生楽しめるんじゃないでしょうか。

動画配信により、工作技術の情報が得やすい時代に


タミヤのYouTubeチャンネル
はじめ、YouTubeにはプラモデル、ラジコンを楽しむ人たちが多数、チャンネルを作って動画を配信しています。新発売のキットのレビューや、工作技術、塗装技術まで、本当にたくさんの情報が手に入ります。昔は町の模型屋さんが担っていた役割を、こうしたかたちでインターネットが代替するようになっているのですね…。

物を作る趣味

手を動かし、物を作っていく趣味というのは、(本を読み、知識を得るのと同じくらい)人生を豊かにするのではないでしょうか。私自身、マンション住まいでなかなかプラモデル趣味を自由に楽しむとはいかないのですが、工夫しながら、自分なりに楽しんでいきたいと思っています。

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