この投稿を書いているのは2019年11月2日の朝です。今日夜、ラグビーワールドカップ2019日本大会の決勝戦が行われます。
この大会で、日本代表は予選リーグをトップで通過、初めてベスト8進出という快挙を成し遂げました。各会場で開かれた予選の試合には世界中から、日本中から観客が詰めかけ、たいへんな盛り上がりとなりました。


高校生の頃、体育の授業でラグビーをやって、ある程度は知っているつもりでしたが、この機会にちゃんとラグビーについて学び直したいと思い、大会が始まる直前にこの本を買ってきました。
著者の廣瀬俊朗氏は、ラグビーの元日本代表で、主将をつとめた経験もある人です。タイトルに偽りなく、とても知的で、面白い本でした。
ラグビーのルールはわかりにくい、と言われがちですが、本書では「ラグビーという競技の背景にどういう考え方があるのか」を説明した上でプレー、ルールを解説しています。おかげでとても分かりやすい。実際、ゲームを見ながら、選手たちが何をしようとしたか、実際に何が起きたか、審判が何を判断したか、分かりながら見ることができました(分かったような気がしただけかもしれませんが)。楽しく日本代表の試合を見ることができたのは、本書の解説のおかげだと思います。
また、ポジションごとにどんな特質を持つのか紹介しているのも興味をそそります。肉体的・技術的な特徴はもちろん、性格面について触れているのも面白かったですね。
そのほか、2019年大会に出場する各国の歴史や特徴について触れられています。巻末には、著者が発起した活動『スクラムユニゾン』に関連して、各国のラグビーアンセムの歌詞が掲載されています。
日本大会では、各国代表に対するあたたかな歓迎が高く評価されました(それに応じた各国代表選手の態度も、すばらしかったのは言うまでもありません)。日本人が各国のラグビーアンセムを歌う、というスクラムユニゾンの活動は大きな力になっていたと思います。廣瀬氏が発起人スクラムユニゾンの活動は、とても素晴らしいものでした。その意味も含めて、本書は2019年日本大会を総括する一冊だと思います。

猫がラグビーをしたら?(※擬人化した猫ではなく、猫です)という変な設定の漫画です。プレーの説明、ルールの説明、ゲームの説明がゆるーく漫画で描かれます。でも上記の廣瀬氏が
解説していて、意外に本格的。作者のそにし氏もラグビー経験があるのだとか。気楽に読めます。
この大会で、日本代表は予選リーグをトップで通過、初めてベスト8進出という快挙を成し遂げました。各会場で開かれた予選の試合には世界中から、日本中から観客が詰めかけ、たいへんな盛り上がりとなりました。
『ラグビー知的観戦のすすめ』
高校生の頃、体育の授業でラグビーをやって、ある程度は知っているつもりでしたが、この機会にちゃんとラグビーについて学び直したいと思い、大会が始まる直前にこの本を買ってきました。
著者の廣瀬俊朗氏は、ラグビーの元日本代表で、主将をつとめた経験もある人です。タイトルに偽りなく、とても知的で、面白い本でした。
ラグビーのルールはわかりにくい、と言われがちですが、本書では「ラグビーという競技の背景にどういう考え方があるのか」を説明した上でプレー、ルールを解説しています。おかげでとても分かりやすい。実際、ゲームを見ながら、選手たちが何をしようとしたか、実際に何が起きたか、審判が何を判断したか、分かりながら見ることができました(分かったような気がしただけかもしれませんが)。楽しく日本代表の試合を見ることができたのは、本書の解説のおかげだと思います。
また、ポジションごとにどんな特質を持つのか紹介しているのも興味をそそります。肉体的・技術的な特徴はもちろん、性格面について触れているのも面白かったですね。
そのほか、2019年大会に出場する各国の歴史や特徴について触れられています。巻末には、著者が発起した活動『スクラムユニゾン』に関連して、各国のラグビーアンセムの歌詞が掲載されています。
日本大会では、各国代表に対するあたたかな歓迎が高く評価されました(それに応じた各国代表選手の態度も、すばらしかったのは言うまでもありません)。日本人が各国のラグビーアンセムを歌う、というスクラムユニゾンの活動は大きな力になっていたと思います。廣瀬氏が発起人スクラムユニゾンの活動は、とても素晴らしいものでした。その意味も含めて、本書は2019年日本大会を総括する一冊だと思います。
『ラガーにゃん』
猫がラグビーをしたら?(※擬人化した猫ではなく、猫です)という変な設定の漫画です。プレーの説明、ルールの説明、ゲームの説明がゆるーく漫画で描かれます。でも上記の廣瀬氏が
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