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ラジオ英会話

1日15分。平日5日間

ラジオ英会話』は、NHKの語学番組の一つで、タイトル通りラジオで放送されています。インターネットラジオで聴くこともできますし、ストリーミング放送をPCで聴いたり語学番組専用のアプリケーションを使って、スマホやタブレットで簡単に聴くこともできます(※ただしストリーミング、アプリで聴く場合、当週の放送内容は翌週の月曜日に配信されます)。
この番組は1日15分で、平日5日間放送。週末にはその週の放送をまとめて流しているので、聴きそびれた場合は週末に取り返すことができます。

安価な英会話勉強法

ラジオを聴く・インターネットラジオで聴く分には無料です。テキストも1か月およそ500円。普通に英会話教室に通うのと比べれば、とてつもなく安いといえるでしょう。しかし内容は本格的で、じっくり取り組めばきちんと英語力が付く…と言われています。英語教材を比較する雑誌やムックなどを見ると、高く評価されているのです。
私もまだ始めて1か月程度。他の勉強法にも取り組みながら、徐々にレベルアップしていきたいなと思っています。

放送内容

テキストは1日あたり4ページです。あまり多くはありません。
  1. 短いスキットがネイティブスピーカーによって演じられる
  2. スキットの意味の説明
  3. スキットの中から、重要な表現や構文の解説、発音練習
  4. 重要な表現を使った他の例、応用例の紹介
  5. スキットに出てきた表現や構文を用いて作文し、発声する問題
 およそこのような構成です。印刷テキストの内容をおおむね正確に追う内容になっており、朝自宅でさっとテキストを眺めた後、電車の中でテキスト無しで聴く、という勉強も可能でしょう。

講師陣

大西泰斗氏が全体を取り仕切り、英国出身のクリス・マクベイ氏、アメリカ出身の秋乃ろーざ氏がスキットの発音などを担当しています。
解説の途中で、大西氏が他の二人に「この表現のニュアンスはどんなものでしょうか?」などと尋ね、ネイティブスピーカーの「感覚」の説明を求める箇所があります。ここがナチュラルな英語の聴きどころになっていて、聴き取れて意味が分かるととてもうれしいです。

他の番組、勉強法とあわせて取り組みたい

 1日4ページ、15分というのは、いかにも語学の勉強量、勉強時間としては少ないです。講師三人のやりとりが面白く、続けるのが苦ではないのがよいところ。量については、他の番組をあわせて聴いたり、他の勉強法にも平行して取り組んだり、工夫が必要だと思います。
私は学習用英字新聞Japan News Alphaを使って新聞を読む訓練、また大学院向けの英語のテキストでの勉強もしています。英会話能力に集中した勉強法になっていないのがよくないとは思っているのですが…模索中です。

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